「ハンコミやってママ!」
こどもの心を豊かに育むことで世の役に立ちたいという想いを胸に、仕事では英語教室(自営)の先生として、プライベートでは愛娘の母親として、おしゃべり、読み聞かせ、歌、料理、その他芸術活動等などを通して、こどもと一緒に過ごす時間を大切に暮らしています。小学校の読み聞かせボランティアにも毎月数回担当しています。そんな中、ハンコミに出会いました。日頃こどもたちを見ていて、気になっていることがありました。それは、日本の子供たちは小学生になると、スキンシップとともにコミュニケーションも減っていく家庭(親子?)が多いように感じること、親に心が開けなくなるお子さんが増えるように感じます。かたや年齢性別関係なくスキンシップが自然に一生続いている他国もあります。それは私の憧れではありますが、同じことを周りの人(日本)に求めるのは何かが違うような気がして何か良い新しい方法はないかと考えていました。
そんななかハンコミを知り、さっそく講座に参加しました。目から鱗で、想像していた以上にハンコミが親子のコミュニケーションを深め、結果こどもの心が豊かに育まれることに役立つと感じました。
親子の時間がハンコミ10分で、その日1日中、お互い心が寄り添えていた感じになります。就寝前にハンコミをするようになってから、愛娘の癇癪が減りました。感性豊かで情緒豊かなので、感じることが人一倍強く、加えて我慢強いところがあり、その我慢が祟って癇癪になることがあります。ハンコミを知る前は、布団に入る前に、絵本の読み聞かせをしたり、おしゃべりをしたりするように気をつけていました。とはいえ、毎晩できるわけではありません。絵本の読み聞かせも、おしゃべりも、それなりの所要時間が必要であり、短時間だと余計に欲求不満になる点から時間に余裕が無いとできないのです。
就寝前に落ち着いた時間を作ってあげられないときは、娘の心だけでなく、私の心も、満ち足りた感覚にはならないものです。娘と向き合える時間は限られる(登校前、下校&仕事後)=家事時間も限られるので、あっという間に一日が終わります。せめて就寝前くらい、リラックスした時間を・・といっても時間は限られるのですが、ハンコミをやってみて、短時間で深い満足感を生み出すことができることに気づかされました。娘は毎晩自分から「ハンコミやってママ」と言います。娘が私にやってくれる時もあり・・・至福です。そういえば、ハンコミをやり出してから娘の方からハグしてくれる回数が増えてます。
英語教室の生徒さんたちも距離感が縮まりました。たとえば男子!大きくなってきて目を見ない時間が増えてきたな・・・と気になっていたのですが、私のハンコミでバッチリ、心が戻ってきました!男女ともに特に中~高学年に変化を感じます。
名鏡 香織 39才
ハンドコミュニケアBasic初級
取得時期:2017年11月
英語教室運営(自営・自宅および近所で講師)
<BEFORE>
「ママと、もっと~したかった」と娘が寝る前につぶやいていました。布団に入っても、寝付けず「そういえばね」と口を開く回数が増え、また明日にしようね、と遮ってしまうことも。娘が向き合うことを求めている事に気付きながらも、時間の制限・気持ちの余裕が足らないことから応えられなかった後悔、そんな日々が続くことへの罪悪感・不安感がありました。私の気持ちに比例するように、娘が私を求める欲求・不満が多くなり、就寝前=心安らぐ時間が成立しない一方で困っていました。
<AFTER>
ハンコミを習慣化するようになってから、娘と私、お互いにとって就寝前=心安らぐ時間になっています。娘が布団に入ってから目を閉じるまでの時間も短くなりました。
起床後・下校後もお互いリラックスできている日が増えています。ハンコミから得られる心の満足感の表れだと感じています。反射区の効果はもちろん、娘自身が大事にされていると感じられるからだと思います。もちろん日々叱ったりケンカすることもありますが、ハンコミで丸く収まります!お互い優しい気持ちで、笑顔でおやすみが言える夜は、本当に幸せです。
- 【2017年10月】
- ルミ子さんに再会し、ハンコミというものがあることを知る。
- 【2017年11月】
- Basic初級を取得し、さっそく家族・仕事場・ご近所で実践。1週間で30人、2週間で50人と練習させてもらったところ、みんなが喜んでくれたり、コミュニケーション・スキンシップの大切さを改めて感じるという多くの感想を目の当たりに。 私ひとりでは限界がありますし、何より親子でやるのが一番!周りの方々ができるように教えられるようになりたいと思っています。