父の認知症かも?をきっかけにハンコミ習得
2016年夏、代表ルミ子さんのセミナーに参加し、ハンドコミニュケアの存在を知り、これだ!と思いました。父が認知症かな?と思われる言動が増えてきて、ハンコミが認知症予防、ストレスケアにも効果があると聞き、まずは父にやってあげたくて受講を決めました。父とは離れて暮らしていますが、スキンシップが増えたこと、身体や手に触れるだけで、相手との距離が縮むように思います。年齢を重ねてくると、自然と親子、夫婦、家族間でのスキンシップが減ってきます。自分が幼い頃、親に手を繋いでもらったり、抱っこしてもらったりしていたのに大人になるにつれ、親とのスキンシップは減ります。変わりに異性のパートナーとのスキンシップが増えてきたりもしますが、それも結婚して家庭を持つと少なくなります。そうこうしているうちに出産などあれば、今度は自分がされたようなスキンシップを我が子にしていきます。
しかし、我が子も成長していきます。触れ合う機会はどんどん減っていき、そして、今度は自分の親世代の介護のへと入っていきます。
私の場合、認知症になりかけた父をみて、少しでも何か自分にできることはないかと模索していた時にハンドコミュニケアに出逢いました。父のためにと始めたハンコミですが、やっているうちに実はその中心にいるのは、いつも自分で相手からの『気持ちよい』『ありがとう』等という声に一番自分自身が癒されてるのかもしれないと感じるようになりました。家族間や密接な人間関係だけでなく、ハンコミはいつでも、どこでも、誰にでも気軽にやってあげることができます。日本は、これからたいへんな高齢社会に突入します。孤独を感じてる若者も多いです。親とのスキンシップが、足りなかったひとも多いです。どんどんハンコミュが広がっていくといいなあと思います。心と身体は密接に関係しているなあと、実感します。ハンコミをすると、遠慮がちな父の態度も柔らかくなり、気持ちいいようです。娘も、若いなりにも、いろいろあるようで、ハンコミして!と言ってきます。
一家に1人ハンコミ施術者がいるといいなあとおもいます。ハンコミを取り入れながら、セラピストの仕事にも役立っています
今川 昌子 50歳
ハンドコミュニケア療法士中級アドバンス
取得時期:2016年11月
主婦、ヒプノセラピスト
- <BEFORE>
- ボディマッサージを導入したが、場所、ベッド、ローション類、服を脱ぐ、また自分の体力の消耗が激しく途中で断念
- <AFTER>
- ハンコミは、いつでもどこでもできる手軽さ、場所を問わず、老若男女にしてあげられるのがなによい