こんにちは、鳥塚ルミ子です。すっかり秋めいた風を感じる朝、いかがお過ごしですか?

2017年8月1日に設立させて頂いたハンコミ事業を行う株式会社コミナス。

日本で初めての地域ファンド一号企業ということで、日経新聞でも大きくご掲載いただきました。

日本初の地域ファンド一号企業(当社は企業様だけでなく、埼玉県東松山市民の税金も投入頂いております)として設立させて頂きました。あれから1年と1カ月が経ちました。設立して11日後に綴ったブログを読み返しました。

 

以下↓↓↓

おはようです。土曜日です。愛添です。

8月1日に東松山市に設立させて頂いた株式会社コミナスですが
とにかく全てが異例尽くしで

(といっても私自身は良くも悪くもそれが基本になってしまっていますが)

日々、前のめり、前倒しで突き進んでいます(笑)

さて、コミナスを設立した理由はいくつかありますが、

今日はそのうちの1つをシェア出来たらいいなと思って。

諸外国と比較してまだまだ女性の社会進出が進まない中で、

3つの課題をあげてみます。

第一に、結婚・育児期、そして今後増え続ける介護で離職しないように支える環境整備。

就業継続を望む女性がキャリアを中断したり諦めたりすることを最小限にできるようにすること、併せてスムーズに職場に戻れるよう再就職支援策。

第二に、よく言われるワークライフバランスの整備。
日本では6歳未満の子どもを持つ夫の家事・育児の参加が(1日当たり)67分らしい。単純に男性の働き方を変えればいいじゃんってことじゃなく、ほかのリソースをうまく活用で来たらいいよね。そもそもお父さんいない母子家庭も増えてますからね。

家族が一緒にいられる時間を確保するという視点からはちょっとはずれるけど、実家とかお隣さんとか地域とか家族というか、頼れる環境をもっと変えていく、家族という括りを変えていくとか。

第三に、働く女性にとってロールモデルとなる女性管理職を増やすこと。
例えば役員など会社の意思決定機関に加わる女性が増えれば

これまでとは異なる女性の感性や視点が加わって組織の活性化につながるでしょう。

それ以外に、女性の独立や起業。
ここも今後、ますます増えていくところだと思います。
女性の起業のスタイルとして、

男性とは異なる女性ならではの感性や視点を生かしてのものが多く、

それがまだ今の日本ではなかなか公的には受け入れてもらい難い世の中であると思う。

それはおじさんたちが頭固いとかそういうことではなく(笑)、

これまでビジネス社会は男性が牛耳ってきているわけだから、

法律やら仕組みがそれで整備されているわけです。なのでしょうがないとも言えます。

大変長くなりましたが、

私がコミナスを起業をした理由の1つはまさにこれです。

女性が活躍する、独立する、起業する。
それを考えた時に女性ならではのビジネス、

例えばセラピーとかそんなのでもちゃんと社会は認めるという一例を作っておけたら、

今後さらに女性がビジネスをしやすくなるはずはないか。
投資にしても融資にしても。

そして、世の中の受け入れ方も。

勿論、まだまだ私は若輩者なので、

実際どこまでいけるかはわかりません。

ただ、その一歩を踏み出した以上、全力で頑張るつもりです。

そして、それは自分自身や関係者、社会のためでもあるけれど、

今後独立したい、起業したい、頑張りたい女性たちのためにも。

そんな女性たちが今後活躍できるベースづくり、

素地になれたらいいなという願いも込めて。

東京も雨が止んだ模様。
ワクワクする土曜日を!